7月6日、茅野市諏訪郡歯科医師会会館にて「C型肝炎治療の新展開」の題目にて当会会員であり富士見高原病院に勤務されている草深佑児先生による講演が行われました。
C型肝炎は過去にはノンAノンB型肝炎としてウィルスがはっきりしないままの肝炎として輸血製剤などで感染が拡大した疾患で、現在では慢性肝炎の7割がC型と言われています。著効な治療法もなくインターフェロン療法などが主流でありましたが、最近では95%の治癒率(ウィルス排除率)という薬が登場して、患者の健康向上とともに歯科医療に携わる者にとっても「感染したら治らない病気」から「治る病気」となり朗報となりました。
医科の新薬による歯科治療体系の変化を学びました。